入社後は、ビジネスの基礎やガス化学の基礎知識について学ぶ研修期間を経て、上司や職人さんに同行する機会が増えていきました。現場では、職人さんたちの作業を見ることで工事の全体像や流れをつかむことからスタートし、次第に簡単な作業を任されるように。そうした作業を重ねていくなかで、職人さんや協力会社の方の実践的かつ高度なスキルに触れ、ガス工事の大変さ、難しさ、奥深さを少しずつ理解できるようになりました。

それからは、法律などの専門スキルや現場での技術を身につけるためには、資格を取得しないと話にならないと思い、都市ガスの内管工事に携わるうえで必須となる第三種内管工事士、第二種内管工事士の資格の取得をめざして勉強を始めることに。短期集中で猛勉強したこともあり、どちらも一度目のトライで試験に合格！ このことが、大きな自信にもつながりました。

まだ自分一人で現場を任されたことはないのですが、新人時代からいろいろ準備しておくことが大切なので、まずは自分の「足りない部分」や「知らないこと」をパズルのピースの一片だと思うようにしています。パズルはピースがつながるほど全体像が見えてきますが、その全体像は僕にとって周囲から信頼される優れた現場監督の姿でもあります。もし、今日初めて聞く専門用語に出会ったら、その用語の意味を今日中に理解する……こんなふうに膨大なピースを着実にひとつひとつ繋げていくイメージでスキルを積み重ね、いずれは僕なりの大型パズルを完成させたいですね。

僕が所属する工事一課は戸建て・アパート・マンション・店舗の新築工事や、オール電化やプロパンガスからの切替工事などを行っています。僕は今、上司の下で新築の戸建てやアパートを担当していますが、上司と現場に同行したとき「一般住宅の現場責任者に求められる安全・品質・工程・原価管理能力や、現場監督の技能を証明する監督士の資格は将来的なことを考えても取得しておいて損はない」とアドバイスを頂いたので、こちらも短期集中で猛勉強。見事、一発で取得できました！ この勢いにのって高難度の資格も目指し、いずれは後輩に資格の勉強を指導できるようなレベルに到達したい、とも思っています。

協和工業に入ってからは資格の勉強や現場同行で毎日忙しく、あっという間に2年目を迎えた感じです。
社内は課や年齢に関係なく誰にでも質問しやすい雰囲気でしたし、新人の僕にもいろいろな人が話をふってくれるなどフレンドリーな職場環境だったので、プレッシャーやストレスとは無縁の、充実した1年を過ごすことができました。

特に僕は、ライフワークバランスを支援している点も協和工業の魅力だと思っています。スノボやバイクが趣味で、音楽やファッションにも興味がある僕としては、日曜日プラス１日シフト制で休める週休２日制はすごく重要な“推しポイント”で、僕みたいにプライベートタイムが大事な人はもちろん、オンもオフも大事で、どっちも楽しみたいという人にとっても、自分次第で働きやすい環境が作れる協和工業は、かなりおすすめですよ！