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R.Y R.Y

埼玉事業所 第二営業工事部

二課

K.E さん

2017年7月入社

現場監督や設計業務に従事後、
30歳直前で協和工業へ転職

私は30歳で協和工業に中途入社しましたが、前職では都内をメインとする都市ガス工事の請負企業に勤務し、主に現場監督や設計業務に従事していました。当時はまだ20代で体力にも自信があったので、夜間の工事が連日続いても、それほど大変だとは感じていなかったですね。なので、早朝に仕事を終えてそのまま友人と遊びに行く、なんて無茶なことも結構していました(笑)。

ただ、30歳目前で「昼夜逆転の生活は肉体的にきつい」と感じ始めるようになり、同じ時期に結婚することにもなったため、具体的に転職を考え始めました。そのときの条件は「経験があるガス工事の仕事」「家族が将来増えたときに安心な妻の実家がある埼玉」の2つでした。早速、ガス関連事業で実績と歴史をもつ埼玉県下の企業を探し始めたところ、すぐに協和工業がヒットしたのですが、ガス関連事業のほかにリフォーム、排水設備、舗装、建築、居宅など多彩な事業を手がけているスケール感にも惹かれ転職を決意しました。

埼玉事業所に配属されてから6年目の現在は、 お取り引きガス会社各社様から発注を受けた都市ガス工事の現場監督や施工管理の業務で毎日忙しくしています。前職時代は夜間の工事が多かったけれど、今は日中がメインなので体はラクですし、幼い娘が起きている時間帯に帰れることも多いので、本当にありがたいですね。

工事現場
工事現場

土砂が崩れるほどの湧き水にヒヤッ!
自分なりの戦略でトラブルを解決

現在はガス管工事で培った経験を活かし、現場での突発的トラブルにも自分なりの戦略を立て、いかなる場合でも品質・工程・安全を担保できるよう努めています。これは実際にあったことなのですが、ある現場でガス管を地中に敷設するため2mほど掘り下げていったところ、急に湧き出してきた地下水によって掘削した“山(土砂)”が崩れてしまい、地中で作業ができない状況に陥ってしまいました。

湧き水は図面上から予測できないことが多く、掘り下げた段階で初めて水が湧き出ることも多いのですが、とはいえ、このときはかなりの水量にさすがにヒヤッとさせられました。こうしたケースでは「排水ポンプを使う」「掘削部分にコンパネ(合板)を立てて壁部分が崩れないよう処置する」などの対処を取りますが、現場ごとに異なる状況のなか、いざというときにいかに迅速かつ適切に対応できるかが現場監督の腕の見せ所。実際に“腕”の立つ監督さんほど、様々なトラブルを想定して、日頃からしっかり対策を講じているといえます。

工事現場

品質・工程・安全・コスト……
あらゆるリスクを回避する“先読み力”

急な傾斜地に立つ新築戸建でのガス管新設工事や、隣家と近接する狭い場所でのガス管入替工事、さらには交通量が多い幹線道路でガス埋設管工事など、ひと口にガス工事といっても現場ごとに状況は異なり、マニュアル通りに工事を進めることが困難なケースもたくさんあります。こうした点から、図面を見た段階で「工事を妨げる要因や危険性」を察知・判断する“先読み力”が、工事を円滑に進めるうえでのポイントになりますし、経験豊富な監督ほど“先読み力”に長けているといえます。
工事着手前の段階から有効な対策を取れる“先読み力”は、リスクマネジメントの側面があり、事故・トラブルの発生、工期遅延などの様々なリスクの排除にもつながるため、「リスクを回避する先読み力」は現場監督としての大きな武器になります。そのため私は、日々の現場をサンプルケースに、そこで発生しうるリスクとリスク回避策などを部下と共有し、経験の浅い若手の現場監督に“先読み力”を養ってもらう機会を多く作るようにしています。

工事現場

風通しのよい上下関係によって
若手が成長を実感できる職場環境に

私は仕事終わりに部下が担当する現場の進捗を確認し、問題があれば遠慮なく相談してもらうようにしています。私と部下は年齢が近いこともあっていい関係を築けていると思っているのですが、会社見学に来た学生さんと話をすると、男性が多い現場って上下関係が厳しくて、怒鳴られることが多いのではないかと不安に感じている人や、“技術は見て盗め”的な感じでちゃんと指導してくれないのではないのか……と心配している人も実際にいました。

同じように考えている人に、私から伝えたいことがあります。みなさんが心配しているような要素は協和工業にはもちろんない、ということ。そして、若い人がのびのびと元気よく働き、自らの成長を実感できる職場って、ベテラン監督さんの知識や技術を若手が吸収しやすい環境が整った会社でもあると私は思っていますし、中堅社員の人もみなそうしたチャンスを提供していきたいと考えています。
何より、これからはパーソナルブランディングの時代でもあるので、長期スパンに立って確実にキャリアアップしたいと考えている人を、私たちはしっかりサポートしていきますので、協和工業に興味をもったら気軽に会社訪問してみてくださいね。

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